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2011年7月21日

2010年の海外旅行マーケットの実態をまとめた『JTB REPORT 2011日本人海外旅行のすべて』を刊行

株式会社ツーリズム・マーケティング研究所(JTM)は、2010年の海外旅行マーケットの実態をまとめた「JTB REPORT 2011 日本人海外旅行のすべて」を刊行いたしました。
1988年の創刊以来、今年24回目を数えるこのレポートは、JTB監修のもと、独自のアンケート調査や各種統計資料に基づき、海外旅行マーケットを分析し、編集・発行したものです。

今回のレポートの概要は以下のとおり。

―――― JTB REPORT 2011 概要 ――――

1.2010年の海外旅行総括
2010年の日本人海外旅行者数は前年比7.7%増の1,663万7,224人となった。海外旅行者数が前年を上回ったのは4年振りのこと。
 円高、3年振りのGDPプラス成長に加え、2009年に発生した新型インフルエンザの世界的流行のような大きな阻害要因がなかったことが増加の原因。しかし、それでも2007年の1,729万人を最後に、1,700万人台に到達しない原因は、2007年比7.4%減と低迷を続ける男性。そこには、業績回復後も出張旅費などの経費抑制を継続する企業の様子が垣間見える。男性に対して、女性は2007年の水準を0.9%上回った。日本の海外旅行マーケットの主役に、再び女性が戻ってきたのが2010年の大きな特徴。なかでも20代女性は、出国者数を人口で割った出国率で2007年から1.4ポイントも上昇しており、注目される。
 また、夏休みや春休みといった長期休暇シーズンの観光目的の個人旅行需要が底堅かったことも2010年の特徴である。

2.今後の海外旅行の動向
㈱ツーリズム・マーケティング研究所では、昨年末に2011年の海外旅行者数を前年比約4%増の1,730万人と予測した。しかし、3月11日の東日本大震災によって状況は大きく変わった。
3月の日本人出国者数をみると幼い子供たちが海外へ避難した形跡がうかがえる一方、55歳以上のシニア層が海外旅行を自粛する傾向が強く示された。しかし、自粛ムードは徐々に薄れていくことは間違いなく、夏休み期間中には個人観光旅行はほぼ昨年の水準に戻ることが予測される。ただし、厳しい経済環境が続くとみられるなかで、業務関連の海外旅行と株価の低迷などによる資産運用益の目減りを懸念するシニア層の海外旅行は昨年水準を下回ると思われる。そして、2011年の日本人海外旅行者数は1,600万人前後となるものと予測される。

◇日本人海外旅行マーケットの長期展望
 東日本大震災を経験した日本人が、海外旅行に求めるものは大きく変わる。あるいは、前世紀末頃から顕在化しつつあった変化が、より広く人々に受け入れられるようになるのではないかと指摘し、変化の行方を占う3つのキーワードを提示している。
(1)それぞれの土地の固有の生活スタイル、文化、歴史とそれらを体現する人々との出会い
(2)家族や友人などとの絆
(3)知的興味、趣味の深化の実現

また、2012年5月に全日空系の格安航空会社ピーチ航空が関西・仁川に就航する予定が公表されたが、ほかにも2014年度を目途にスカイマーク航空が国際線就航を計画している。日系の格安航空会社(LCC)の登場によって、新しい需要が開拓されることも期待される。
ただし、将来不安を解消する社会制度の改革や長期休暇が取りやすい環境づくりなどが進まないようであれば、「安近短」傾向はこれからも続くとも指摘している。

<購入のお申込み>
JTBレポート2011
『JTB REPORT 2011 日本人海外旅行のすべて』
監修 株式会社ジェイティービー
編集・発行 (株)ツーリズム・マーケティング研究所
販売 (株)JMC
〒164-0012 東京都中野区本町2-46-1
中野坂上サンブライトツイン10階
TEL: 03-5371-3159
FAX: 03-5371-3189
定価 12,600円 (本体12,000円)
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