月刊JTMレポート : 2009年8月号
JNTOは、2009年5月の日本人出国者数は前年より18.6%減の1,032,000人、6月は1,001,000人(-21.3%)との推計を発表した。所得や個人消費の落ち込みに加え、新型インフルエンザの感染拡大により、業務渡航や修学旅行を中心に旅行の取り止め・自粛が相次いだことや、消費者の旅行意欲の減退が主な要因とみられる。 5月の日本人入国者数を国別にみると、ウォン安が続いている韓国(+7.4%)のみで前年同月を上回った。一方、中国(前年同月比15.0%減)や香港(-26.4%)、シンガポール(-29.9%)などの東南アジア諸国のほか、カナダ(-48.4%)、オーストラリア(-24.0%)、ニュージーランド(-41.8%)などのオセアニアで減少が続いている。 5月の成田空港からの出国者数は550,673人で前年より20.5%減、関西国際空港は208,905人(-21.3%)、中部国際空港は106,546人(-25.2%)となった。 出所: 法務省入国管理局、JNTOによる推計値、各国・地域観光局 JTB調べ7月25日現在
1-2-1:日本人出国者数(2009年3月-5月分統計)

表中の*はデータ未公表
1-2-2空港別日本人出国者データ(2009年5月分統計)

出典:法務省統計:日本人出国者数
JNTO推計によると、2009年5月の訪日外客数は486,100人(前年同月比34.0%減)、6月が424,700人(-37.7%)となり、昨年8月以降10ヶ月連続で前年同月を下回った。金融危機による消費控えや円高などが引き続き影響を与えているほか、日本国内での新型インフルエンザ(H1N1)感染拡大も要因とみられる。 5月の訪日外客数を国別にみると、フランス(+1.1%)を除く主要国すべてで前年同月を下回った。アジアでは、為替の影響を強く受け続けている韓国(-48.5%)および台湾(-47.9%)のほか、業務渡航の大幅な減少を反映した中国(-34.0%)、およびシンガポール(-40.8%)などの減少幅が大きい。
1-3-1:訪日外国人数(2009年3月-5月分統計)
出所: JNTO
2009年5月の主要50社の海外旅行取扱額は約1,374億円で、新型インフルエンザ(H1N1)の影響を受け、前年同月比33.8%減となった。2009年5月における募集型企画旅行(海外)の取扱額はおよそ498億円で、前年同月と比較して19.1%減、取扱人数は9.1%減となった。
1-4-1:大手ホールセーラー取扱額(5月)(百万円)
*トップツアー (旧東急観光)
1-4-2:主要50社取扱額(5月) (百万円)
1-4-3:ブランド取扱額 (5月)
出所:月間速報 (国土交通省)
1-4-4:一人当たりの海外旅行代金(5月) (円)![]()
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