月刊JTMレポート : 2009年10月号
JNTOは、2009年7月の日本人出国者数は前年より3.2%減の1,289,000人、8月は1,518,000人(+2.2%)との推計を発表した。新型インフルエンザの感染拡大、消費者の旅行意欲の減退が主なマイナス要因となった一方、7月発券分からの燃油サーチャージ廃止や円高など海外旅行を後押しする要素もあり、減少幅は僅かであった。 7月の日本人入国者数を国別にみると、ウォン安が続く韓国(前年同月比29.1%増)、中国(+4.4%)で前年同月を上回ったほか、タイ(-19.5%)、ベトナム(-25.7%)を除くアジアの減少幅は10%未満にとどまった。また、ビーチリゾートではグアム(-1.3%)がほぼ前年並みであった。一方、カナダ(-35.4%)、オーストラリア(-45.0%)、ニュージーランド(-57.5%)などのオセアニアで減少幅が大きい。 7月の成田空港からの出国者数は694,827人で前年より6.7%減、関西国際空港は261,244人(-6.6%)、中部国際空港は129,819人(-10.4%)となった。 出所: 法務省入国管理局、JNTOによる推計値、各国・地域観光局 JTB調べ9月25日現在
1-2-1:日本人出国者数(2009年5月-7月分統計)

表中の*はデータ未公表
1-2-2空港別日本人出国者データ(2009年7月分統計)

出典:法務省統計:日本人出国者数
JNTO推計によると、2009年7月の訪日外客数は633,000人(前年同月比23.3%減)、8月が680,000人(-8.4%)となり、昨年8月以降13ヶ月連続で前年同月を下回った。日本国内での新型インフルエンザ(H1N1)感染拡大のほか、金融危機による消費控えや円高などが引き続き影響を与えているとみられる。 7月の訪日外客数を国別にみると、主要国すべてで前年同月を下回ったものの、その減少幅はすべての国で前月よりも小さくなっている。韓国(-28.4%)および台湾(-25.5%)、香港(-25.8%)のほか、業務渡航の大幅な減少を反映した中国(-32.8%)、およびシンガポール(-34.6%)などの近隣アジア諸国を中心に大きく減少している。
1-3-1:訪日外国人数(2009年5月-7月分統計)
出所: JNTO
2009年7月の主要50社の海外旅行取扱額は約1,568億円で、新型インフルエンザ(H1N1)の影響を受け、前年同月比30.0%減となった。2009年7月における募集型企画旅行(海外)の取扱額はおよそ507億円で、前年同月と比較して25.2%減、取扱人数は0.1%増となった。
1-4-1:大手ホールセーラー取扱額(6月)(百万円)
*トップツアー (旧東急観光)
1-4-2:主要50社取扱額(6月) (百万円)
1-4-3:ブランド取扱額 (6月)
出所:月間速報 (国土交通省)
1-4-4:一人当たりの海外旅行代金(6月) (円)![]()
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