デジタルマーケティングのコラム

デジタルマーケティングに関わるコラムの一覧です。

航空券販売の変化と技術革新~IT技術者の登竜門、「ハッカソン」を通してみえてきたもの~

航空券販売の変化と技術革新~IT技術者の登竜門、「ハッカソン」を通してみえてきたもの~

2016年5月末、ドイツ・ベルリンでThe IATA NDC Hackathon 2016というイベントが開催されました。Hackathon(以下、ハッカソン)とは、hackとmarathonを結び付けた造語で、若手システム開発者が中心となってその技を競う研究イベントとなっています。今回はこのハッカソンから「テクノロジーの進展」を核とした事業効率化とサービス向上について読み解きます。

野村 尚司

訪日インバウンド市場で存在感を高める、中国やアジア新興国のミレニアル世代

訪日インバウンド市場で存在感を高める、中国やアジア新興国のミレニアル世代

ここ数年急伸している中国やアジア新興国からの入国者は、20代、30代の割合が高くなっています。2000年目前に生まれたこの世代は「ミレニアル世代」と呼ばれ、価値観、社会活動、消費行動において新しい潮流になると近年海外で注目されています。今回は、今後訪日インバウンド市場の中心となり得るミレニアル世代の価値観やライフスタイルをひも解いてみます。

波潟 郁代執行役員 企画調査部長

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「これからの集客施策は『スマホ・ファースト』で」

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「これからの集客施策は『スマホ・ファースト』で」

旅行行動の変化に伴い3つのキーワード、すなわち「ソーシャル」「ローカル」「モバイル」がカギを握り、これからのマーケティングでは間違いなくスマホが主役となる。これからは発想自体を一刻も早く「スマホ・ファースト」(英語では「モバイルファースト」)、つまり最初にスマホでどう展開するか、という考え方に切り替えていくことが必要だ。

鶴本 浩司客員研究員

デジタルマーケティング

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「スマートフォンを通じて伝える地域の魅力」 他

観光経済新聞10月19日掲載された「スマートフォンを通じて伝える地域の魅力」では、インターネット環境の提供や旅行者も発信しやすい仕組み作りの重要性を、観光経済新聞10月26日に掲載された「新しいシニアに向けて」では、シニアの旅行にインターネットが与える影響について紐解きます。

早野 陽子主席研究員

国際会議

国際会議"WIT" (Web In Travel)にみる世界のデジタルトレンド

スマートフォンの普及とソーシャルメディアの浸透はますます進展している。これを背景として旅行とインターネットの濃密な関係はさらに加速しているが、新たな局面に突入しつつあるようだ。世界の動きを同じ時間軸で把握しておくことが不可欠であり、トレンドを共有するための、国境を超えたカンファレンスも増えてきた。国際会議「WIT」もそのひとつである。

鶴本 浩司客員研究員

世界遺産

ツーリズム構造変革の12年間を振り返る

2001年6月21日、株式会社ツーリズム・マーケティング研究所が設立された。それから十年あまり、社会の変化と共にツーリズムの構造や社会における位置づけが大きく変わるのを眺めつつ、当社は歩みを進めてきた。 本稿では、2000年から2011年までのツーリズム分野の変化を、以下の10の視点で概観してみたい。

髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表

デジタルマーケティング

口コミサイトの星の数に弱い訳

本や洋服をネットで購入したり、旅館・ホテルやレストランを予約したりする時、その商品の評価が載っている口コミや星の数を参考にするのではないだろうか。一般ユーザーが書きこんだ口コミの意見や評価は、プロや企業が与える情報よりも、信憑性を持って受け止められているように思える。なぜプロでもない一般ユーザーの意見がそれほど影響力を持つのだろうか?

早野 陽子主席研究員

旅行者・消費者行動

スマートフォンの広がりと旅行の活性化

このほど日経MJは2010年のヒット商品番付を発表した。1位の横綱には「スマートフォン」がランクインした。スマートフォンは携帯電話の機能に携帯情報端末・MP3プレーヤー、デジタルカメラ、お財布ケータイ、PC機能などを統合させた高性能な携帯端末である。では旅行の視点からスマートフォンを見た場合、今後どのような影響や可能性が想定されるのだろうか。

野村 尚司