海外旅行

かいがいりょこう / Outbound

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海外旅行とは、国外へ出かけて行く旅行のこと。日本は周囲を海に囲まれているので、国外へ旅行することを海外旅行というが、陸続きの国では一般的に外国旅行とか国際旅行という。内から外へ出ていくことからアウトバウンド(Outbound)ともいう。一方、外国人が日本を訪問する旅行を訪日外国人旅行、訪日旅行、インバウンド(Inbound)という。
 
第2次世界大戦後、海外旅行はしばらく規制され、外貨不足などからパスポートの発給は業務や留学など特定の目的に限られていた。日本で海外旅行が自由化されたのは1964(昭和39)年。自由化以降もしばらくは外貨の持出は制限されていたが、経済力の向上、ジャンボジェット機の就航による輸送力の増強、海外の観光地情報の流布、パッケージツアーの創出などを背景に、海外旅行者数は増加の一途をたどった。

日本政府は1987(昭和62)年に海外旅行者数1,000万人を目指すテンミリオン計画を発表し、貿易黒字是正の手段として海外旅行を奨励した。経済が好調だったこともあり、1985(昭和60)年495万人だった海外旅行者数は、1990(平成2)年には1,000万人を超えた。21世紀に入ってからは、テロや戦争、新型の伝染病、経済状況の悪化、大地震、周辺国との関係悪化、団塊世代の定年などの影響を受け増減を繰り返している。

観光庁は現在、2012年(平成24年)に閣議決定された観光立国推進基本計画に基づき、アウトバンドとインバウンド双方の拡大を目指す、いわゆるツーウェイツーリズムの拡大を目指す政策を掲げ、海外旅行の促進にも取り組んでいる。

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