今月19日、20年前に発生した南西沖地震により島内人口の4%にあたる198名の死者を出した北海道奥尻島で、被災者追悼のための植樹祭が催されました。震災を風化させず、経験と教訓を後世に伝えていくために実施されたものです。
1993年7月12日の22時17分、北海道南西沖日本海でマグニチュード7.8の地震が発生し、震源域であった奥尻島では高さ最大16.8mを記録する大津波に襲われました。
奥尻島では、震災の教訓を後世に残すため、震災当時の様子を知る「津波語り部隊」によるガイド付き「防災フットパス」を提供しており、全国各地から自治体関係者・研究者・報道機関が視察に訪れています。