プレスリリース 2018年第7号

「日本アドベンチャーツーリズム協議会」を設立

地域の自然、異文化を存分に活かし、長期滞在と消費拡大を同時に実現できる、本物志向の新しいツーリズムを日本で展開

2018年09月21日
JTB総合研究所

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株式会社JTB総合研究所(所在地:東京都港区、代表取締役社長:野澤肇)は、国内にてアドベンチャーツーリズムを推進している「阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社(代表取締役:大西雅之)」、「一般社団法人長野県観光機構(理事長: 野原莞爾)」と連携し「日本アドベンチャーツーリズム協議会 (英語名称:Japan Adventure Tourism Organization)」を設立します。

アドベンチャーツーリズム(以下、AT)とは「アクティビティ、自然、異文化体験の3つの要素のうち、2つ以上で構成される旅行」をいいます(Adventure Travel Trade Associationによる定義)。ATには手軽なアウトドア体験やスポーツアクティビティから本格的なものまで様々ですが、海外では欧米の旅行者を中心に、地域の特徴を活かした質の高いプログラムを、ゆっくりと時間をかけて楽しむスタイルが確立し、旅行先は世界各地に広がっています。この分野は、富裕層の旅行者の割合が高く、長期滞在を可能とし、またアウトドアギア(用具、装備)にこだわる層が多いことから、経済波及効果が高く、北米・欧州・南米の主要地域では推計4500億ドル(49兆円)*1の効果があるとされています。一方 、日本国内のAT市場の規模は推計2.3兆円*2で、内訳はアウトドアギアが1.1兆円、旅行関連支出が1.2兆円と小さいですが、伸びしろは大きいと考えられます。

アジアではATへの取り組みは北海道で始まったばかりですが、地域が有する自然・異文化の価値を高く評価できるATが広がれば、従来は観光地として注目されてこなかった日本の地域が新たに脚光を浴びる可能性も十分あります。当社としては、グローバルな基準で旅行者の嗜好に応える、魅力的で持続可能な新しいAT観光地を増やしながら日本全体の水準を高め、さらに先行している欧米市場の優良な旅行者の日本への誘致が必要と考え、下記内容にて協議会を設立することとしました。この 訪日旅行の経済効果をさらに拡大させていくために、グローバル市場でATの主流である「長期滞在旅行スタイル」を日本で展開していきます。なお、世界最大のAT関連機関Adventure Travel Trade Association(以下、ATTA)のCEOおよびアジア局長をスペシャルアドバイザーに迎え、彼らのノウハウとネットワークを活用し、日本をアジアのAT先進地となるよう基盤整備を進めていきます。
(*1:データ出所:Adventure Travel Trade Association資料、*2:JTB総合研究所による推計)

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