3月17日（木）10時30分～「JTB総研・旅行トレンドLIVE（オンライン）」を開催
第7回テーマは「文化芸術と観光振興 ～文化芸術を地域活性化に活かす～」（申し込み受付中）

株式会社JTB総合研究所（本社：東京都品川区、代表取締役社長執行役員 野澤 肇）は、第7回「JTB総研・旅行トレンドLIVE（オンライン）」を3月17日（木）に開催します。

テーマは「文化芸術と観光振興　～文化芸術を地域活性化に活かす～」。今回は、静岡文化芸術大学 文化政策学部芸術文化学科教授 片山 泰輔 様、株式会社アートフロントギャラリー 　前田 礼 様にご登壇いただきます。

近年、様々な文化資源を観光に活かす取り組みに注目が集まっています。以前は、歴史的価値の高い建築物や有名な祭り・イベントなど知名度の高い文化財や行事等に限られていましたが、価値観の多様化や海外との交流促進などにより、地域固有の伝統文化や風習、海外の取り組みをヒントにした国際美術展覧会などの新たな文化芸術も観光の主目的となるようになりました。国も2016年の「スポーツ庁，文化庁及び観光庁の包括的連携協定」の締結、2020年の「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律（文化観光推進法）」の施行などを機に、文化資源を活かした様々な観光施策を展開しています。

しかしながら、多くの人や組織が関わる文化芸術の観光への活用は容易ではありません。魅力創出はもちろん、収支管理、運営組織や人材育成、マーケティングやプロモーション（国内外への情報発信）、地域住民の意識醸成、他産業との連携など、様々な課題が生じます。

今回のLIVEでは、文化芸術分野に精通されている片山様と、実際に地域の芸術祭などでコーディネーターをつとめてこられた前田様にご講演いただき、文化芸術を活用した地域活性化・観光振興のあり方と対処方策について一堂に会しての議論を深めていきます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

1. 開催概要

1. 日　時：2022年3月17日（木）10:30〜12:00（90分）
2. 場　所：オンライン（ZOOMウェビナー）
3. 定　員：500名（先着順）
4. 参加料：無料
5. 申し込み方法：下記よりお申込みください。
   https://jtbsoken-live07.peatix.com
   （外部申し込みサイトに移動します）

2. 内容 ※登壇者、内容は変更となる場合がございます。

1. 主旨説明「文化資源と観光との関わりについて」
   牧野 博明
   株式会社JTB総合研究所　企画調査部主任研究員
2. 基調講演①「文化観光の発展に不可欠な文化芸術産業の基盤確立」
   片山 泰輔 氏
   静岡文化芸術大学 文化政策学部芸術文化学科教授
3. 基調講演②「アートは地域をひらく――≪房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス≫での取り組みを中心に」
   前田 礼 氏
   株式会社アートフロントギャラリー、市原湖畔美術館館長代理
4. パネルディスカッション「文化芸術をいかにして地域活性化や観光振興に結びつけるのか」
   パネリスト：片山 泰輔 氏
   　　　　　　前田 礼 氏
   進行：牧野 博明

3. 登壇者プロフィール

	片山 泰輔 氏 静岡文化芸術大学 文化政策学部芸術文化学科 教授 東京都町田市出身。専門分野は芸術文化政策、財政・公共経済等。文化経済学会＜日本＞副会長、日本文化政策学会理事、港区文化芸術ホール参与、一般社団法人浜松創造都市協議会代表理事、大阪府市文化振興会議副会長、滋賀県文化審議会会長、東京都芸術文化評議会専門委員、公益財団法人東京交響楽団評議員、一般社団法人文化政策経営人材研究所統括アドバイザー。 ＜静岡文化芸術大学 教員紹介ページ＞ https://www.suac.ac.jp/education/teacher/culture/katayama/
	前田 礼 氏 株式会社アートフロントギャラリー、市原湖畔美術館 館長代理 神奈川県横浜市出身。大学院在学中より「アパルトヘイト否！国際美術展」事務局で活動、その後、アートフロントギャラリーに勤務、現在に至る。2020年より市原湖畔美術館館長代理。「ファーレ立川」「越後妻有　大地の芸術祭」「瀬戸内国際芸術祭」等に関わる。著書に『ヒルサイドテラス物語―朝倉家と代官山のまちづくり』（現代企画室）。 ＜アートフロントギャラリー＞ https://www.artfrontgallery.com/ ＜市原湖畔美術館＞ https://lsm-ichihara.jp/