日本で最も美しい村
にほんでもっともうつくしいむら / The most beautiful villages in Japan
日本で最も美しい村とは、その土地でなければ経験できない独自の景観や地域文化を持つ村の連合体。失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観や文化を守り、自立を目指す運動として、2005(平成17)年、北海道美瑛町の呼びかけで始まった。フランスの最も美しい村運動を模範にしたもので、当初の7町村から現在は60町村を超えるまでになった。人口1万人以下の町村で守るべき景観や文化があり、住民が保全活動をしているといった基準に基づき5年ごとに審査が行われる。加盟を機に景観条例を作るなどの動きもあり、知名度とブランド力が向上し訪れる人も増えてきている。