航空会社・全66 社の日本語サイト実態調査まとめ

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結果概要

  • 日本語サイトを開設しているのは全体の79%
  • 日本語でオンライン予約ができるのは45%と半数以下
  • 日本語サイト機能評価では、「キャセイパシフィック航空」が最高得点、「ルフトハンザ・ドイツ航空」と「大韓航空」がそれに続く(日系除く)

日本路線の国際定期旅客便を運行している航空会社・全66 社の日本語ウェブサイトの実態調査を、24のチェック項目を設けて実施しました。

株式会社ツーリズム・マーケティング研究所(現JTB総合研究所)は、航空会社の日本語サイトに関する調査結果を発表しました。

この調査は、日本路線の国際定期旅客便を運行している航空会社・全66 社を対象に、日本語サイトの有無からはじまり、日本語でのオンライン予約、日本語での空席照会、日本語キャンペーン情報、日本語モバイルサイトの有無など、24 のチェック項目を設けて、日本語サービスの実態を調べたものです(2005年12月現在)。

調査結果の注目ポイント

    1. 日本語サイトを開設しているのは全体の79%
      日本路線の国際定期旅客便を運行している航空会社全66 社のうち、日本語ウェブサイトを開設しているのは52 社で、全体の79 パーセントでした。航空会社の地域別でみると、全アジア系航空会社27 社のうち日本語サイトを開設しているのは17 社で、アジア全体(日本除く)のうちの63%、以下、北米系は7 社中5 社で71%、欧州系は15社中14 社で93%、オセアニア系6 社全部、中東・アフリカ系も4 社全部が日本語サイトを開設しています。中南米系の1 社は、日本語サイトがありませんでした。

 

    1. 日本語でオンライン予約ができるのは45%と半数以下
      日本路線の国際定期旅客便を運行している航空会社全66 社のうち、日本語でオンライン予約ができるのは、30 社で、全体の45%でした。なお日本語サイトを開設している航空会社の中でみると、日本語でのオンライン予約ができる割合は57%です。英語が不慣れな日本人は多いので、日本語でのオンライン予約サービスはニーズが高いと思われます。

 

  1. 日本語サイト機能評価では、「キャセイパシフィック航空」が最高得点、「ルフトハンザ・ドイツ航空」と「大韓航空」がそれに続く(日系除く)
    航空会社の日本語ウェブサイトを対象に、日本語でのオンライン予約、日本語での空席照会、日本語キャンペーン情報、日本語モバイルサイトの有無など、23 のチェック項目を設けて評価したところ、日系以外の航空会社では、キャセイパシフィック航空が19 ポイントで最高得点でした。続いて、ルフトハンザ・ドイツ航空、大韓航空がそれぞれ18 ポイントでした。なお全体平均は9.8 ポイントです。

調査・研究結果 本文

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調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211