日本のミレニアル・ポストミレニアル世代の価値観と旅行に関する調査

~今のデジタル時代とグローバル時代を生きる若者像と消費を紐解く~

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結果概要

  • 同じデジタルネイティブでもポストミレニアル世代(現在18歳-22歳 ポストゆとり世代)と ミレニアル世代(現在23歳-29歳 ゆとり世代)の価値観と行動の違いが明確に
    • ポストミレニアルは、「ボランティア精神」と「チャレンジ精神」が高い
    • 同性婚や家事育児などの多様な価値観には柔軟である一方、持家やお墓へのこだわり、就職先の安定志向などには保守的で、リアルな対人関係も慎重
  • 手本とする人は「親」。子供の頃の活動への親の関与が関係を縮め、消費にも影響を与え合う
    • 電化製品やファッションなど「モノ」消費は子から親へ、旅行や音楽など文化的な「コト」消費は親から子へと影響する
  • 日々の生活に充実感を感じているミレニアル・ポストミレニアル世代は、食事や旅行など「コト消費」にお金をつかう
    • 充実感の低い若者は、ファッション、インテリア、ご褒美食など自分への「モノ消費」が高い傾向
  • 初めての主体的な旅行の予約先は「オンライン専門宿泊・旅行予約サイト」(ポストミレニアル43.2%、ミレニアル48.5%)
    • 初めての旅行の予約先が「オンライン専門宿泊・旅行予約サイト」の場合の継続利用率は50.3%と高いが、予約先が「旅行会社」の場合は29.7%に留まる

(株)JTB総合研究所(東京都港区 代表取締役社長 野澤 肇)は、「ミレニアル・ポストミレニアル世代の価値観や働き方と旅行に関する調査」の調査研究をまとめました。当社は生活者のライフスタイルや価値観が消費行動や旅行に与える影響に関する調査研究を多様な視点で継続的に行っています。

デジタルネイティブであるミレニアル世代は、これからの時代に新しい消費を生む世代として近年世界的に注目されてきました。一方、低成長期に育った日本の若い世代は“〇〇離れ”、“さとり世代”など、「欲がない」、「消費をしない」というイメージで語られてきました。しかしながら、ここ数年における海外旅行市場では、シニア消費をけん引した団塊世代の伸びが止まり、代わりに20代~30代が新たなけん引者として浮上してきました(*)。またこの1~2年でミレニアル世代の次の世代の「ポストミレニアル世代」が成人にさしかかってきましたが、過去の当社の調査から、グローバル志向、上昇志向ではミレニアル世代とは違うポジティブな傾向がみえてきました(**)。次の新しい時代を担うポストミレニアル世代、ミレニアル世代は、どのように日本の消費や旅行のあり方を変えていくのか、彼らのライフスタイルや生き方、旅行や消費への考え方から今後へのヒントを探ります。
(*)JTB総合研究所「海外観光旅行の現状2018」
(**)JTB総合研究所「ミレニアル世代の価値観と旅行に関する調査(2017)

調査・研究結果 本文

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調査概要

調査方法
インターネットアンケート調査
調査対象者
日本全国に居住し、過去1年以内に観光旅行(日帰りも含むが、業務旅行や帰省などは除く)へ行ったことがある18歳~58歳の男女 1236名を12000名の調査パネル(日本全国に住む18~58歳の男女)より抽出。(比較対象として、ミレニアル世代~バブル世代までの年代にも調査を実施しています。)
調査期間
2018年9月11日~9月14日

調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒105-0014 東京都港区芝3-23-1セレスティン芝三井ビルディング12階
03-6722-0759