女性の韓国旅行の実態調査

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結果概要

  • 韓国を訪れる日本人旅行者の約6割は女性

    特に20代女性が急増し、08年から11年までに倍増

  • 韓国旅行は「女性だけ」で出かけたい

    直近の韓国旅行は女性だけでの実施が半数以上。特に20代は7割以上。

  • 韓国旅行は一度行ったら「虜」になる傾向も

    3年以内に韓国旅行をしている女性の再訪意向は強い

JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野健)では、「女性が牽引する韓国旅行の実態調査」を実施しました。
この調査は、1989年から毎年発行している「JTB REPORT 日本人海外旅行のすべて」の調査より、近年韓国への旅行者のうち、特に20代の若い女性が大きく伸長していることに着目し、その人気についてさらに調査分析をしたものです。主な調査結果は以下のとおりです。

主な調査結果

20代女性の韓国旅行、2009年以降に急増。 理由はウォン安と「新しい韓流ブーム」の影響
日本人の出国者数は、2005年以降、毎年1,700万人前後で推移しているが、2008年、2009年は、リーマンショックや新型インフルエンザの影響により1,500万人台に大きく減少した。
しかしながら、韓国への旅行者は、2008年は総数で約235万人(※1)と前年比6.4%増。これが2009年は約302万人(※1)と前年比28.6%も増加し、初めて300万人台となった。特筆すべきことは2008年以降男女比が逆転して、2011年には韓国への日本人旅行者数の58.6%を女性が占めるようになったことである(図1)。
※1:航空会社等乗務員を除く

図1
韓国への日本人旅行者数

女性のなかでも特に目立つのが20代女性で(図2)、2008年から2009年にかけて62.1%増という驚異的な伸びをしている。この韓国旅行人気は年を追って高まっており、2008年から2011年までに20代の韓国への旅行者数は倍増している。また、20代女性の海外旅行総数の28.7%を韓国旅行が占めるまでになった(図3)。

図2
韓国への日本人旅行者数

図3
韓国への日本人旅行者数

調査・研究結果 本文

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調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211