韓国、台湾からの訪日旅行(インバウンド)に関する調査

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結果概要

  • 訪日回数が増えると旅行の目的は多様化

    韓国は「都市型観光」へ、台湾は「日本文化満喫型観光」へシフト

  • 衣料品では「ユニクロ」、食料品では「じゃがポックル」が人気

    特に行ってみたい場所、台湾は「北海道」が不動の人気

  • 韓国は訪日回数が増えると、東京から「大阪」「沖縄」へ

(株)JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野健)では、「韓国、台湾からの訪日旅行(インバウンド)に関する調査」を実施しました。
日本を訪れる外国人旅行者数は、国による訪日旅行の促進活動としてビジット・ジャパン・キャンペーンが開始された2003年以降、着実に増加し、2010年には861万人に達しました。2011年3月の東日本大震災の影響により一時期減少したものの、その後着実な回復をみせ、昨年は837万人となりました。今年も2月としては初の70万人台を記録するなど、引き続き堅調に推移しています。国別にみると、2012年は76%がアジアからの旅行者で、中でも韓国、台湾は1位、2位と大きなマーケットです。韓国、台湾からの旅行者は、日本を訪れる回数も増え、またアジアの中では個人旅行で訪れる方も多くなってきています。
当社は、韓国、台湾の方でこの3年以内に日本を観光旅行で訪れた経験のある人を対象に、日本を訪れた際の行動や消費動向、次回訪れたい場所などについてアンケート調査を実施しました。

回答者のプロフィール
韓国は年代が高くなるほど日本への来訪回数が多い。直近の日本への観光旅行の形態は、韓国は団体ツアーが全体で25.6%にとどまるが、台湾は53.7%と半数以上が団体ツアーでの旅行である。両国とも来訪回数が増えるほど、個人旅行の比率が高まる傾向にあるが、韓国はその傾向がより強い。


調査・研究結果 本文

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調査概要

調査対象者
過去3年(2010~2012年)の間に、日本へ観光目的で旅行経験のある韓国、台湾の18~69歳の男女

韓国:ソウル市に居住する、世帯月収300万ウォン以上の方583サンプル
(サンプル内訳:18~29歳189、30~39歳178、40~49歳178、50~69歳38)
台湾:台北市に居住する、世帯月収1万元(ニュー台湾ドル)以上の方616サンプル
(サンプル内訳:18~29歳206、30~39歳176、40~49歳188、50~69歳46)
調査方法
インターネットアンケート調査
調査時期
2013年2月15日~25日

調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211