シェアリングエコノミー

しぇありんぐえこのみー / sharing economy

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シェアリングエコノミーとは、スマートフォンやPCを使って個人の遊休資産の貸し出しを仲介するサービス。貸主は遊休資産の利活用により収入を得ることができ、利用者は資産を所有することなく利用することができる。ICT技術(情報通信技術)の進展を背景に21世紀に入り米国で始まった。提供されるサービスの信頼性は、登録の際に行われる仲介業者による評価と、利用者の評価による。

登録された空き部屋などを仲介するAirbnb、ハイヤー会社やタクシー会社に加え個人ドライバーと契約し仲介を行うUber、空いている駐車場を仲介するakippaなど日本でも近年サービスが開始され急成長を遂げている。

資産を有効的に利活用するという観点から、環境的負荷や経済的負荷の軽減につながると期待される一方、既存のサービスを規制する法律との整合性が課題になっている。

総務省 平成27年度情報通信白書