新しい技術やサービスの広がりとライフスタイル・旅行に関する調査

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結果概要

  • 新しい技術やサービスの広がりで便利になったと思うことは、「わざわざ出かけなくても、ほしいものが届く」「比較が簡単にでき、より安く買える」「時間にとらわれず、色々なサービスを利用できる」

    生活の中で増えたことは、「インターネットでの購入」、「現金以外での購入」、「インターネットやコンビニでの諸手続き」、「使わなくなったものを売る」、「オンデマンドで好きな時にテレビをみる」

  • 旅行スタイルで増えたことは、「旅行中の情報検索」「スマホやインターネットでの予約購入」 「個人行動型(宿泊と交通手段を別々に購入、同行者との現地集合・解散など)の旅行」
  • 旅先で経験したシェアリングサービスは「荷物預かりシェア(9.3%)」「ガイドサービス(5.2%)」

    今後の利用意向が高いのは、「荷物預かりシェア」、「ガイドサービス」、「タクシー配車サービス」、「家庭料理体験」

  • AIが進化しても店舗や人のサービスを利用したい時は「よく知らない分野の商品やサービスを購入するとき(49.7%)」「自分では気づけない潜在的なニーズを提案してほしいとき(25.4%)」

    「AIの方が適切な対応をしてくれるなら、必ずしも人からサービスを受けなくてもよい(22.2%)」、「人や店舗のサービスは受けずに済ませる方が気楽(15.4%)」が、「どんなサービスでもAIではなく人から受けたい(11.6%)」を超える

(株)JTB総合研究所(東京都港区 代表取締役社長 野澤 肇)は、「新しい技術やサービスの広がりとライフスタイルに関する調査」をまとめました。当社は生活者のライフスタイルや価値観が消費行動や旅行に与える影響に関する調査研究を多様な視点で継続的に行っています。
 近年のテクノロジーの変化は、シェアリングエコノミーなどの新しい技術やサービスを生み、私たちのライフスタイルに大きな影響を与えました。旅行スタイルの変化も長期的にみれば、経済環境よりも、技術の進化に寄るところが大きいと考えられます。また、デジタル社会に適応し、新しい消費の形を作ると言われるミレニアル世代、ポストミレニアル世代が20~30代にさしかかり、社会へより強いインパクトを与える存在となりつつあります。
 第四次産業革命が進行し、人口知能(AI)がより私たちの生活の中で身近な存在となってくる中、購買や情報収集などの行動パターンだけではなく、人々の価値観そのものはどのように変わるのか、利便性の向上や効率化で得られるもの、利便性と引き換えに失いたくないものは何か、調査研究を行いました。

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調査・研究結果 本文

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調査概要

調査方法
インターネットアンケート調査
調査対象者
首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、名古屋圏(愛知、三重、岐阜)、大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)に居住し、過去1年以内に宿泊を伴う観光旅行(国内、海外問わず、ビジネス旅行は除く)へ行ったことがある18~79歳の男女
調査期間
2018年5月22日~5月27日

調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211