ドライブ旅行と鉄道旅行の実態と今後の意向調査

~クルマと鉄道、どう使い分ける?~

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結果概要

  • ドライブ旅行頻度が高い人鉄道旅行頻度が高い。普段からスポーツやボランティアなどにも積極的な傾向
  • 旅行の行程はともに「単純往復」が最も多い(ドライブ旅行51.3%、鉄道旅行55.1%)。「周遊」の場合はドライブ旅行21.9%鉄道旅行8.2%と差が広がる
  • 観光先は「あらかじめ計画を立てる」(ドライブ旅行51.9%、鉄道旅行53.4%)と意外に計画的
  • 荷物が多い時や周遊型旅行はドライブ旅行、遠方への旅行や都市型観光は鉄道旅行

(株)JTB総合研究所(東京都千代田区 代表取締役社長 日比野健)では、「クルマと鉄道、どう使い分ける?~ドライブ旅行と鉄道旅行の実態と今後の意向調査~」を実施しました。当社は、生活者の消費行動と旅行に関する調査分析を継続的に行っています。

国内旅行で車は長い間重要な移動の手段となってきました。「観光の実態と志向(平成25年度版)」(日本観光振興協会)によれば、宿泊観光における主な交通手段として自家用車を利用した割合は46.2%と半数近くを占めています。過去しばらく高騰していたガソリン代も値下がり傾向に転じ、今後は車を利用した旅行への後押しともなりそうです。一方、近年、「ななつ星in九州」をはじめ、乗ること自体が旅の目的となるような観光列車が次々と導入されるなど、鉄道を利用した旅も人気を博しています。今年3月の北陸新幹線や15年に控えている北海道新幹線の開業が、新しい旅行や交流の動機づけになり、沿線地域の活性化につながることが期待されています。では、人々はどのように車と鉄道を使い分け、旅を楽しんでいるのでしょうか。2013年3月に実施した「ドライブ旅行に関するアンケート調査~SA・PA、道の駅の利用動向について~」の調査に引き続き、ドライブ旅行の実態や今後の意向などについて調査を実施しました。

調査・研究結果 本文

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調査概要

調査手法
インターネットアンケート調査
調査対象
日本全国に居住する20歳以上の男女で、過去2年以内に1回以上、宿泊を伴うドライブ旅行をした人1,185名、宿泊を伴う鉄道旅行をした人928名(重複あり)
調査期間
2015年5月8日~5月13日

調査に関するお問い合わせ

株式会社JTB総合研究所
〒140-0002東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス7F
03-6260-1211