旅行者・消費者行動のコラム

旅行者・消費者行動に関わるコラムの一覧です。

PICK
UP

高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~

高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~

訪日観光は旅行者数・消費額ともに過去最高を記録しましたが、一方でオーバーツーリズムや地域経済への恩恵の偏りなど課題も出ています。 観光庁やJNTOが掲げる「高付加価値旅行者」の概念が「高額消費者」と混同されている現状も踏まえ、本稿ではその定義を再考し、世界の観光動向や旅行者の価値観の変化を視野に入れ、今後の日本の観光政策のあるべき姿を考察します。

山下 真輝フェロー

PICK
UP

災害時の観光客への対応のカギは、三つの「不」の軽減

災害時の観光客への対応のカギは、三つの「不」の軽減

観光危機管理において、災害時の旅行者への負の影響を具体的に想定することは不可欠です。本稿では、停電時のホテルを事例に「不快」「不便」「不安」等の影響を分析。旅行者の安全確保に加え、「安心」を提供するための多言語情報提供や、事業者・行政が備えるべき対応策を考察します。

髙松 正人客員研究員

自然と共に成長する~従業員と環境のウェルビーイングを高める企業戦略~

自然と共に成長する~従業員と環境のウェルビーイングを高める企業戦略~

企業経営のキーワードに「ウェルビーイング」が増えている現在、企業は「人としての幸せと組織の成果」の両立、そして「真の生産性」の意味を問われています。 社会への影響を強く意識した事業展開が求められる現代において、企業における優れた取り組みについて考察します。

臼井 香苗主任研究員

「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

観光は地域経済を支える大きな力となる一方で、外国人旅行者の急増による混雑や地域摩擦といった課題も深刻化しています。こうした状況の中、サステナブルツーリズムの理念が重視されるようになりましたが、それだけでは十分に地域の未来を支えることは難しくなりつつあります。 本コラムでは、観光を通じて地域・旅行者・社会がともに新たな価値を育み、持続可能な未来を創り出していく新たな視点「観光サステナビリティ・トランスフォーメーション(観光SX)」について考察します。

山下 真輝フェロー

地域の自然・文化保全と観光

地域の自然・文化保全と観光

エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど、自然や文化を体感することでその土地に深く溶け込んでいくような観光形態への社会ニーズが高まっています。自然と文化は地域にとってどのような存在なのでしょうか。本稿では、地域が自然と文化を保全していく目的や手法を通して、観光資源としての価値を考察します。

橋本 竜暢上席主任研究員