旅行者・消費者行動のコラム

旅行者・消費者行動に関わるコラムの一覧です。

限られた条件下における、最適な施策の組み合わせを考える ~訪れたくなる「歴史的な建築物がある街並み」を事例としたコンジョイント分析の試み~

限られた条件下における、最適な施策の組み合わせを考える ~訪れたくなる「歴史的な建築物がある街並み」を事例としたコンジョイント分析の試み~

プロモーションを始めとする種々の観光施策を考える際、限られた予算の中で、まず何を優先すべきなのか取捨選択に迷うことがあります。そのようなとき、消費者はどんな条件を重視するのか、あるいはどんな内容の施策にどれくらいの効果が見込まれるのか、がある程度分かれば、着手すべき優先順位も明らかになるでしょう。本文では“コンジョイント分析”という手法を用い、限られた条件下で、最大の効果を得る施策の組み合わせを知るための分析を試みます。

早野 陽子主任研究員

注目されるナイトタイムエコノミー(夜間経済) 外国人の生活様式・文化背景の視点で見る日本のナイトライフのあり方

注目されるナイトタイムエコノミー(夜間経済) 外国人の生活様式・文化背景の視点で見る日本のナイトライフのあり方

消費やビジネスチャンスの広がりを期待して、世界各国で様々なナイトタイムエコノミー(夜間経済)への取り組みが進められています。ナイトタイムエコノミーとは、夜間(一般には、日没から日の出まで)の経済活動のこと。日本でも、特に訪日外国人旅行者によるナイトタイムの娯楽利用が期待されています。一方で、「日本には深夜まで営業している娯楽・文化施設、交通機関が少なく、夜を楽しめない」という声も。本コラムでは、2018年度に東京都が実施した「東京のナイトライフ観光に関する調査」をもとに、日本のナイトライフのあり方について考察します。

安藤 勝久主任研究員

データから見る「長寿時代」におけるこれからの高齢者の旅行について

データから見る「長寿時代」におけるこれからの高齢者の旅行について

現在の日本は長寿化による高齢化と出生数の減少による少子化が同時に発生し、急速に少子高齢化が進行しています。生産年齢人口の減少や社会保険料増加への対策の一環として昨年は「外国人労働者の受け入れ拡大」の方針決定や「人生100年時代構想会議」の構想がとりまとめられました。本コラムでは「長寿時代」におけるこれからの高齢者の旅行を題材に、オープンデータやアンケートデータなどを組み合わせ、市場がどのように変化するのかを読み解いてみたいと思います。

蓬田 崇主任研究員

新型機材が拓くLCCの新規国際路線とは

新型機材が拓くLCCの新規国際路線とは

日本でもすっかり定着したLCC。既にご利用になられた方も多いのではないでしょうか。 LCCの主力機は短距離用小型機であるエアバスA320シリーズやボーイング737シリーズです。航空機メーカーは航空各社の要望に応えるべく低燃費かつ航続距離の長い機種の開発に取り組んできました。本文ではLCC機材として最大のシェアを誇るエアバスA320シリーズの新型機材‘A320neo’に焦点を当て、もはや「短距離」機材とは言えない新型機材が切り拓くLCCの新規国際路線の可能性について紹介します。

野村 尚司

具体的戦略を導くための生活者(旅行者)行動調査とは

具体的戦略を導くための生活者(旅行者)行動調査とは

観光は地方創生の要となる産業として期待される一方で、生活者(=旅行者)からみれば旅行や観光は多様な消費の1つにすぎず、動機や目的は人それぞれで感性や気分に影響されることもまた事実です。だからこそ普段の生活者の行動や意向を把握してニーズを汲み取った商品やサービスを提供することは重要です。当社は生活者の価値観や日常の行動に焦点をあて、旅行や観光の消費への影響と具体的な課題解決を導き出せるような調査手法の研究をしてきましたが、このたび公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団が発行するAD STUDIES(アド・スタディーズVol.59 SPRING 2017)の「特集 観光研究の課題と展望」にて発表する機会を頂戴しました。今回許可をいただき、字数の関係上一部表現を変え再掲します。

『住んでよし、訪れてよし』は実現しているか?

『住んでよし、訪れてよし』は実現しているか?

~ JTB地域パワーインデックス調査にみる 先進観光地の観光客と住民の満足度のギャップ~

JTBは2012年2013年に独自のアンケート調査「JTB地域パワーインデックス調査」を実施した。これは全国200以上の主要観光地、都市に対する消費者のイメージ、満足度をインターネット・アンケートで調査したもので、2016年度は第2回調査を250カ所の観光地と県庁所在地に対して実施中である。現在、その半数125地区の結果が集計されたので、その結果を通じた特徴と傾向を述べたい。

中根 裕主席研究員