デジタルマーケティング・観光DXのコラム
デジタルマーケティング・観光DXに関わるコラムの一覧です。
PICK
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理念・データ・対話で実装する「四方よし」観光地経営―かながわDMOの取り組みに見る持続可能性の実践モデル―
理念として語られる“持続可能性”という概念に対して観光地はいかに向き合っているのか、筆者が実務で係るかながわDMOの取り組みを実例から、制度設計と実装の接点を考察します。
後藤 直哉客員研究員
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高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~
訪日観光は旅行者数・消費額ともに過去最高を記録しましたが、一方でオーバーツーリズムや地域経済への恩恵の偏りなど課題も出ています。 観光庁やJNTOが掲げる「高付加価値旅行者」の概念が「高額消費者」と混同されている現状も踏まえ、本稿ではその定義を再考し、世界の観光動向や旅行者の価値観の変化を視野に入れ、今後の日本の観光政策のあるべき姿を考察します。
山下 真輝フェロー
デジタルテクノロジーが観光を変える未来2025
デジタルテクノロジーの観光における活用は、予想をはるかに上回って進化しています。これまで注目してきた観光分野におけるテクノロジーの動向を踏まえつつ、これからの観光産業で何が起こるか、注目すべき5つのテクノロジーを交えながら考察します。
鶴本 浩司客員研究員
コロナ禍以降に成人を迎えたZ世代の旅行についての考察(若者とライフスタイルに関する調査より)
本コラムでは、JTB総合研究所で観光事業に関わってきた立場、現在は大学で教鞭をとり学生を社会に送り出す立場の両方の視点から、旅行消費者としての若者の志向がどのように変化し、今後の若い世代の考え方や生き方がどこに向かっていくのか、について、調査結果をもとに考察します。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
“Tourism×空間経済学” 宇宙から把握する観光:経済学における新しいデータ利用について
空間経済学とは、経済が活発な地域や過疎化している地域など、経済活動の地域間の分布や違い、その背後にある経済学的メカニズムについて調べる学問です。近年様々な新しいデータがこの空間経済学の分野では注目されています。それはなんでしょうか?
中島 賢太郎一橋大学イノベーション研究センター教授
人流データの活用による旅行者の行動把握
「どのような」人が「いつ」、「どこから」、「どこに」訪問して「どれだけ」滞在しているかを把握することができる「人流データ」。スマートフォンの普及やアプリによる精度の高い位置情報データの収集が進み、精度の高い人流データが蓄積され、データ処理技術の高度化やAI技術の発達、新型コロナウイルスの流行により、街の人出や混雑状況を示す指標として注目を集めたことも影響し、各社から様々な分析サービスや情報が提供されています。 今回のコラムでは人流データに関する専門的な知識がなくても利用できる分析ツールを使って旅行者の行動を考察してみたいと思います。
蓬田 崇上席主任研究員
地域のあるべき姿の実現をサポートする観光施策DX
デジタル・トランスフォーメーションの取り組みは観光分野でも進みつつあります。観光DXの重要性は理解しているものの、どう活用していいか分からない関係者も多いと思われます。本コラムでは、観光ビジョンや観光振興計画策定と、その実現に向けた実務をPDCAサイクルで回す上で観光DXの活用をどう考えるべきかに焦点をあて、事例から紐解いていきます。
福永 寛主任研究員
コロナ禍を機に、人が起点となって生み出される価値は何かをあらためて考える
コロナ禍で大きく変化する社会環境の中、オンライン接客や売らない店舗など、私たちの購買行動は多様化が進んでいます。購買行動の中心にいる顧客にどう正対するか、企業は顧客満足度向上のために顧客の心情を読み解き理解することが求められます。企業を支えるのは人、人が起点となって生み出される価値は何かを考えます。
濱中 茂主席研究員
社会や消費のあり方を変えるZ世代(10代後半から20代前半)の影響力と旅のあり方について
日本経済新聞社が発表している「日経MJヒット商品番付」の21年版に「Z世代」が東の横綱に選ばれました。Z世代は以前から、その前のミレニアル世代とともに社会や消費のあり方を変える世代としてその影響力が世界で注目されています。本文では日本のZ世代の影響力に着目し、旅行・観光の活性化にどう繋ぐのか可能性を探ります。
波潟 郁代客員研究員
西武文理大学サービス経営学部 教授
MaaSは観光地の魅力づくりにつながるか?~山梨での実証事業から
全国各地でMaaS(Mobility as a Service・マース)の取組みが行われています。その内容は場所や目的により多種多様です。本稿では、当社も係わり2021年11月に山梨県で実施された観光型MaaSの実証事業を通して、多くの旅行者が感じている地方部の観光地の移動手段の課題とその解決に向けた考え方について述べていきます。
福永 寛主任研究員