インバウンドのコラム
インバウンドに関わるコラムの一覧です。
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「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜
観光は地域経済を支える大きな力となる一方で、外国人旅行者の急増による混雑や地域摩擦といった課題も深刻化しています。こうした状況の中、サステナブルツーリズムの理念が重視されるようになりましたが、それだけでは十分に地域の未来を支えることは難しくなりつつあります。 本コラムでは、観光を通じて地域・旅行者・社会がともに新たな価値を育み、持続可能な未来を創り出していく新たな視点「観光サステナビリティ・トランスフォーメーション(観光SX)」について考察します。
山下 真輝フェロー
インクルーシブな観光立国を目指すために
今年は日本国民の5人に1人が後期高齢者となり、外出や旅行の機会を創出することが、健康寿命の延伸や経済効果の向上において重要視されています。また、インバウンド需要が回復する中で、障害のある外国人旅行者の訪日意欲が高いことも明らかになっています。本稿では、当社の調査結果をもとに、ユニバーサルツーリズムの必要性について考察します。
勝野 裕子上席主任研究員
IBTM World 2024 レポート 国や都市のプレゼンスについて考える
IBTM World 2024が11月19日~21日、スペインのバルセロナで開催されました。主に「MICEトレードショーにおける国や都市のプレゼンス」と「サステナブルMICEの実現」の2つのテーマに絞ってレポートします。
小島 規美江客員研究員
地域の自然・文化保全と観光
エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど、自然や文化を体感することでその土地に深く溶け込んでいくような観光形態への社会ニーズが高まっています。自然と文化は地域にとってどのような存在なのでしょうか。本稿では、地域が自然と文化を保全していく目的や手法を通して、観光資源としての価値を考察します。
橋本 竜暢上席主任研究員
観光事業者の事業継続計画策定の現状と課題
観光事業者が直面する災害や危機に対する備えと対応策について、最新の調査結果と具体的な事例を交えて解説。事業継続計画(BCP)の重要性とその策定方法を学び、観光業界のレジリエンスを高めるためのヒントを提供します。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
外国人観光客誘致に向けた歳時記の活用
外国人観光客数は増加の一途をたどり、2024年にはコロナ前の数字を上回る見込みです。外国人観光客にとって魅力的な日本文化とはなんなのか。日本の四季の美しさと、それぞれの季節に根付いた風習を集約した「歳時記」を事例に、その本質を考えます。
倉谷 裕主任研究員
“Tourism×心理学”~フロー理論から考える高付加価値な体験型観光のあり方~
充実した体験を提供するためには、ソフト面での取り組みも欠かせません。アウトドア・アクティビティではどのようなことが「楽しい」と感じられるのか、フロー理論に基づいてその本質を探り、高付加価値な体験型観光のあり方について考察します。
山下 真輝フェロー
地域が宿泊税導入を目指すべき理由とは?
近年、観光振興の財源確保策として宿泊税導入の議論が全国各地で行われています。本稿では、実際に導入された福岡市の事例を見ながら、宿泊税に関する基本的な考え方や導入の必要性について解説します。
山下 真輝フェロー
実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~
コロナ禍の影響も薄れ、観光客が急回復した2023年。様々な地域では、キャパシティを超えた観光客が集中する「オーバーツーリズム」によって様々な問題が生じており、国も対策に乗り出す事態となっています。北海道有数の観光地である美瑛町でも、コロナ禍以前からオーバーツーリズムや観光客のマナー違反に悩んできました。美しい風景を次世代に受け継ぐために、観光と地域の共存をめざす、美瑛町の取り組みを紹介します。
佐々木 秀徳主席研究員
大阪・関西万博を契機とした地域への経済波及効果と観光誘客の方向性について
2025年に開催する大阪・関西万博には多くの訪日外国人観光客が訪れ、地域では経済波及効果が期待されています。地域が経済波及効果を拡大させるためには何を行うべきか、事例とともにご紹介いたします。
藤田 尚希主任研究員