インバウンドのコラム

インバウンドに関わるコラムの一覧です。

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観光が日本の成長戦略であるべき理由 ―外貨・地方・人材を支える「統合型産業」として再定義する―

観光が日本の成長戦略であるべき理由 ―外貨・地方・人材を支える「統合型産業」として再定義する―

観光は外貨獲得、地域産業、人材育成を支える重要分野であるにもかかわらず、政府が示す「17の戦略分野」には含まれていません。本コラムでは、観光を国家的課題の解決に資する“統合型産業”として捉え直し、成長戦略の中枢として位置づけるべき方向性を提言します。

山下 真輝フェロー

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大阪から日本各地へ! ~大阪IRにおける「送客施設」の役割と意義について~

大阪から日本各地へ! ~大阪IRにおける「送客施設」の役割と意義について~

2030年秋頃に誕生する大阪IRは、日本の観光産業を牽引する重要な役割を担います。その中核のひとつをなす送客施設は、国内外の訪問客を大阪・関西から日本各地へ誘うハブとして、周遊観光を活性化し、広範な経済効果をもたらすでしょう。本稿は、大阪IRにおける送客施設の意義、戦略的なポジショニング、具体的な戦略方針を考えます。

藤田 尚希主任研究員

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駅が変われば、街が変わる―「駅力」が生み出す地域再生の力

駅が変われば、街が変わる―「駅力」が生み出す地域再生の力

全国各地で駅を核とした再開発が進む一方、ポテンシャルを活かしきれない駅も数多く存在します。交通拠点を超えた「駅力」—観光ゲートウェイ、商業の核、地域文化の象徴としての価値を再評価し、鉄道会社・自治体・住民の「共創」により地域活性化の成長エンジンへ転換する道筋を探ります。

三谷 康人主任研究員

高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~

高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~

訪日観光は旅行者数・消費額ともに過去最高を記録しましたが、一方でオーバーツーリズムや地域経済への恩恵の偏りなど課題も出ています。 観光庁やJNTOが掲げる「高付加価値旅行者」の概念が「高額消費者」と混同されている現状も踏まえ、本稿ではその定義を再考し、世界の観光動向や旅行者の価値観の変化を視野に入れ、今後の日本の観光政策のあるべき姿を考察します。

山下 真輝フェロー

持続可能な観光地の取組~ユニバーサルツーリズム先進県・ひょうご~

持続可能な観光地の取組~ユニバーサルツーリズム先進県・ひょうご~

兵庫県は2023年に全国に先駆けて「ユニバーサルツーリズム推進条例」を制定しました。ユニバーサルツーリズムは「誰でも行きたくなる観光地」を育てるカギとなり、持続可能な観光の土台ともいえます。兵庫県のユニバーサルツーリズムの取り組みから持続可能な観光との関係性を考察していきます。

勝野 裕子上席主任研究員

2040年産業構造ビジョン中間整理案が示す観光産業の基幹産業化

2040年産業構造ビジョン中間整理案が示す観光産業の基幹産業化

2025年4月、経済産業省は「2040年の産業構造ビジョン」第4次中間整理案を発表した。観光産業は2040年には基幹産業化するとされ、大きな期待が寄せられている。 *本コラムは、「不動産経済Focus & Research No1525(不動産経済研究)」に掲載された原稿を、許可を得て再掲するものです。

篠崎 宏客員研究員

「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

観光は地域経済を支える大きな力となる一方で、外国人旅行者の急増による混雑や地域摩擦といった課題も深刻化しています。こうした状況の中、サステナブルツーリズムの理念が重視されるようになりましたが、それだけでは十分に地域の未来を支えることは難しくなりつつあります。 本コラムでは、観光を通じて地域・旅行者・社会がともに新たな価値を育み、持続可能な未来を創り出していく新たな視点「観光サステナビリティ・トランスフォーメーション(観光SX)」について考察します。

山下 真輝フェロー

インクルーシブな観光立国を目指すために

インクルーシブな観光立国を目指すために

今年は日本国民の5人に1人が後期高齢者となり、外出や旅行の機会を創出することが、健康寿命の延伸や経済効果の向上において重要視されています。また、インバウンド需要が回復する中で、障害のある外国人旅行者の訪日意欲が高いことも明らかになっています。本稿では、当社の調査結果をもとに、ユニバーサルツーリズムの必要性について考察します。

勝野 裕子上席主任研究員

地域の自然・文化保全と観光

地域の自然・文化保全と観光

エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど、自然や文化を体感することでその土地に深く溶け込んでいくような観光形態への社会ニーズが高まっています。自然と文化は地域にとってどのような存在なのでしょうか。本稿では、地域が自然と文化を保全していく目的や手法を通して、観光資源としての価値を考察します。

橋本 竜暢上席主任研究員