インバウンドのコラム
インバウンドに関わるコラムの一覧です。
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高付加価値旅行者を再定義する ~日本が惹きつけるべき旅行者像の本質~
訪日観光は旅行者数・消費額ともに過去最高を記録しましたが、一方でオーバーツーリズムや地域経済への恩恵の偏りなど課題も出ています。 観光庁やJNTOが掲げる「高付加価値旅行者」の概念が「高額消費者」と混同されている現状も踏まえ、本稿ではその定義を再考し、世界の観光動向や旅行者の価値観の変化を視野に入れ、今後の日本の観光政策のあるべき姿を考察します。
山下 真輝フェロー
持続可能な観光地の取組~ユニバーサルツーリズム先進県・ひょうご~
兵庫県は2023年に全国に先駆けて「ユニバーサルツーリズム推進条例」を制定しました。ユニバーサルツーリズムは「誰でも行きたくなる観光地」を育てるカギとなり、持続可能な観光の土台ともいえます。兵庫県のユニバーサルツーリズムの取り組みから持続可能な観光との関係性を考察していきます。
勝野 裕子上席主任研究員
2040年産業構造ビジョン中間整理案が示す観光産業の基幹産業化
2025年4月、経済産業省は「2040年の産業構造ビジョン」第4次中間整理案を発表した。観光産業は2040年には基幹産業化するとされ、大きな期待が寄せられている。 *本コラムは、「不動産経済Focus & Research No1525(不動産経済研究)」に掲載された原稿を、許可を得て再掲するものです。
篠崎 宏客員研究員
「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜
観光は地域経済を支える大きな力となる一方で、外国人旅行者の急増による混雑や地域摩擦といった課題も深刻化しています。こうした状況の中、サステナブルツーリズムの理念が重視されるようになりましたが、それだけでは十分に地域の未来を支えることは難しくなりつつあります。 本コラムでは、観光を通じて地域・旅行者・社会がともに新たな価値を育み、持続可能な未来を創り出していく新たな視点「観光サステナビリティ・トランスフォーメーション(観光SX)」について考察します。
山下 真輝フェロー
インクルーシブな観光立国を目指すために
今年は日本国民の5人に1人が後期高齢者となり、外出や旅行の機会を創出することが、健康寿命の延伸や経済効果の向上において重要視されています。また、インバウンド需要が回復する中で、障害のある外国人旅行者の訪日意欲が高いことも明らかになっています。本稿では、当社の調査結果をもとに、ユニバーサルツーリズムの必要性について考察します。
勝野 裕子上席主任研究員
IBTM World 2024 レポート 国や都市のプレゼンスについて考える
IBTM World 2024が11月19日~21日、スペインのバルセロナで開催されました。主に「MICEトレードショーにおける国や都市のプレゼンス」と「サステナブルMICEの実現」の2つのテーマに絞ってレポートします。
小島 規美江客員研究員
地域の自然・文化保全と観光
エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど、自然や文化を体感することでその土地に深く溶け込んでいくような観光形態への社会ニーズが高まっています。自然と文化は地域にとってどのような存在なのでしょうか。本稿では、地域が自然と文化を保全していく目的や手法を通して、観光資源としての価値を考察します。
橋本 竜暢上席主任研究員
観光事業者の事業継続計画策定の現状と課題
観光事業者が直面する災害や危機に対する備えと対応策について、最新の調査結果と具体的な事例を交えて解説。事業継続計画(BCP)の重要性とその策定方法を学び、観光業界のレジリエンスを高めるためのヒントを提供します。
髙松 正人客員研究員
観光レジリエンス研究所 代表
外国人観光客誘致に向けた歳時記の活用
外国人観光客数は増加の一途をたどり、2024年にはコロナ前の数字を上回る見込みです。外国人観光客にとって魅力的な日本文化とはなんなのか。日本の四季の美しさと、それぞれの季節に根付いた風習を集約した「歳時記」を事例に、その本質を考えます。
倉谷 裕主任研究員
“Tourism×心理学”~フロー理論から考える高付加価値な体験型観光のあり方~
充実した体験を提供するためには、ソフト面での取り組みも欠かせません。アウトドア・アクティビティではどのようなことが「楽しい」と感じられるのか、フロー理論に基づいてその本質を探り、高付加価値な体験型観光のあり方について考察します。
山下 真輝フェロー