インバウンドのコラム

インバウンドに関わるコラムの一覧です。

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「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

「観光SX」〜サステナブルツーリズムのその先へ〜

観光は地域経済を支える大きな力となる一方で、外国人旅行者の急増による混雑や地域摩擦といった課題も深刻化しています。こうした状況の中、サステナブルツーリズムの理念が重視されるようになりましたが、それだけでは十分に地域の未来を支えることは難しくなりつつあります。 本コラムでは、観光を通じて地域・旅行者・社会がともに新たな価値を育み、持続可能な未来を創り出していく新たな視点「観光サステナビリティ・トランスフォーメーション(観光SX)」について考察します。

山下 真輝フェロー

インクルーシブな観光立国を目指すために

インクルーシブな観光立国を目指すために

今年は日本国民の5人に1人が後期高齢者となり、外出や旅行の機会を創出することが、健康寿命の延伸や経済効果の向上において重要視されています。また、インバウンド需要が回復する中で、障害のある外国人旅行者の訪日意欲が高いことも明らかになっています。本稿では、当社の調査結果をもとに、ユニバーサルツーリズムの必要性について考察します。

勝野 裕子上席主任研究員

地域の自然・文化保全と観光

地域の自然・文化保全と観光

エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムなど、自然や文化を体感することでその土地に深く溶け込んでいくような観光形態への社会ニーズが高まっています。自然と文化は地域にとってどのような存在なのでしょうか。本稿では、地域が自然と文化を保全していく目的や手法を通して、観光資源としての価値を考察します。

橋本 竜暢上席主任研究員

実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~

実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~

コロナ禍の影響も薄れ、観光客が急回復した2023年。様々な地域では、キャパシティを超えた観光客が集中する「オーバーツーリズム」によって様々な問題が生じており、国も対策に乗り出す事態となっています。北海道有数の観光地である美瑛町でも、コロナ禍以前からオーバーツーリズムや観光客のマナー違反に悩んできました。美しい風景を次世代に受け継ぐために、観光と地域の共存をめざす、美瑛町の取り組みを紹介します。

佐々木 秀徳主席研究員