旅行者・消費者行動のコラム

旅行者・消費者行動に関わるコラムの一覧です。

ツーリズムの視点で「ロングステイ」を概観する ~滞在型観光により、国内地域活性化を~

ツーリズムの視点で「ロングステイ」を概観する ~滞在型観光により、国内地域活性化を~

ロングステイはシニアだけではなく、新しいライフスタイルを考える若い30代~40代の層が関心を持つことで最近マスコミに取り上げられることが多い。そして既に海外ではロングステイ関連企業群がグローバル産業に拡大しつつある。本コラムでは、ロングステイマーケットの現状分析に加え、グローバルロングステイ産業について考察する。

古川 彰洋一般財団法人 ロングステイ財団 事業部長

旅行者・消費者行動

海・ビーチで何して遊ぶ? ~今後のトレンドは「日暮れ後」と「子供の教育」~

JTBが毎年発表している夏の旅行動向によると、今年は東日本大震災以来減少傾向だった海水浴目的の旅行への意向が回復している。夏になったら必ず行きたくなるという人も多いだろう「海」。国内市場において海はどのような場と認識され、人々はそこでどのような過ごし方をしているのだろうか。近年の傾向を読み説く。

河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長

海外旅行

「JTBレポート2013」刊行にあたって~デスティネーション人気の推移から見えてくるもの~

2012年の日本人海外旅行者数は18,490,657人を記録し、史上最高記録であった。しかし、年間を通して海外旅行マーケットが拡大し続けたわけではない。少なくとも5月までの動向をみると、ヨーロッパ各国やタイなど増加している旅行先もあるが、海外旅行者総数は減少傾向が続いている。デスティネーションから考察してみよう。

磯貝 政弘

日本人の憧れの旅先、ヨーロッパ~ドイツの魅力にみる、地域ごとの多様性の大切さ~

日本人の憧れの旅先、ヨーロッパ~ドイツの魅力にみる、地域ごとの多様性の大切さ~

性別や年齢を越えて、幅広い層が旅先としてのヨーロッパへの憧れを語ろうとする。日本人の海外旅行動向をテーマに当社が毎年取りまとめている「JTBレポート」、その基となるアンケート調査「海外旅行実態調査」の本年分で、お金や時間が自由に使えるという条件を仮定したうえで、回答者にとっての「理想の海外旅行」を自由に書き綴ってもらった。

磯貝 政弘

海外旅行

海外旅行でも広がる地域間格差、そして首都圏一極集中

2012年の日本人出国者数は史上最高となったが、惜しまれるのは秋口からの失速である。8月までの動向をみる限りでは、1,900万人の大台も夢ではないと思われたところへ、中国、韓国との間の国境問題。いずれにしても史上最高の数値を記録した2012年の日本人海外旅行マーケットだが、その内容を2000年と比較してみると、ちょっと意外な結果がみえてくる。

磯貝 政弘

海外旅行

最近の円安傾向および消費増税(2014年施行)の旅行・レジャー消費への影響について

2012年末より続く円安・株高により、旅行やレジャー消費への関心も高く、旅行各社が発表した2013年のゴールデンウィークの旅行動向は好調の見通しである。リーマンショック後に、「節約志向」や在宅型の「巣ごもり消費」を背景に旅行者数が減少したことは記憶に新しいが、今後1年、旅行・レジャー意欲は維持されるか、消費者調査などからまとめた。

波潟 郁代執行役員 企画調査部長

海外旅行

旅行需要は持続するのか

2012年の海外旅行人数および訪日外国人数の推計値が日本政府観光局より発表され、海外旅行人数は1,849万人と過去最高を、訪日外国人数は836.8万人と過去2番目の人数を記録した。政権交代や連日円安、株価上昇などの社会・経済環境の中で、今後の観光や旅行消費はどうなるのか。2000年以降の海外旅行人数の推移や経済統計から考えてみたい。

守屋 邦彦

日常生活における環境への意識変化とツーリズム

日常生活における環境への意識変化とツーリズム

世界自然遺産の北海道・知床では、9月初旬に痩せこけたヒグマが目撃され話題になった。異常気象や海水面上昇、生態系への影響など、地球温暖化の影響ともいえる環境問題は、社会問題として広く認識され、私たちの日常生活においても、環境に配慮した生活への意識の高まりがみられる。環境意識の高まりはツーリズムにどのような影響をもたらすのかを考えてみる。

加藤 典嗣営業企画部長(当時)

旅行者・消費者行動

熟年女性ドライバーの増加と旅行行動の変化

団塊世代は2012年から65歳に差し掛かり、完全退職やフルタイムからパートタイムへ働き方が変化することで、余暇時間が増加し、生活への変化が見込まれる。そんな熟年層の旅行は、これからどのように変化していくのだろうか。団塊世代女性の高い運転免許保有率に注目し、ドライブ旅行を中心とした今後のシニアの旅行行動の変化を考えてみたい。

早野 陽子主席研究員

ゲーム・アニメが消費や旅行に与える影響

ゲーム・アニメが消費や旅行に与える影響

数年前「若者が家でゲームばかりしていて積極的に出掛けない」という議論を頻繁に耳にしたが、この1~2年、あまり聞かない。むしろ、インターネットの楽しみ方の多様化やスマートフォンの浸透などを契機に、消費行動とゲームとの新たな関係づくりを各業界が模索し始めている。今後、ゲームの多様化は、旅行にどのような影響を及ぼす可能性があるだろうか。

河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長