河野 まゆ子のコラム

河野 まゆ子に関わるコラムの一覧です。

生きた建築の文化価値を再発見する時代へ ~モダニズム建築を観光資源に育てていくために~

生きた建築の文化価値を再発見する時代へ ~モダニズム建築を観光資源に育てていくために~

2016年、文化庁は「文化芸術資源を活用した経済活性化」(文化GDPの拡大)を掲げた。『文化』を広い概念で捉え、観光や他産業への波及を視野に入れた経済活性化に取り組み、文化GDPを日本の総GDPの3%にまで拡大することを目指すものだ。いま、日本モダニズム建築は「保存か活用か?」という議論の俎上に載せられている。なぜ保存すべきなのか、どのように保存することが好ましいのか、どうすれば保存したくなるのか。観光の視点から、建築という文化資源をどのように捉え、活用することができるか考察していく。

河野 まゆ子主席研究員

「時代の最先端」と「変わらない本質」の両立が神社・仏寺の観光の鍵

「時代の最先端」と「変わらない本質」の両立が神社・仏寺の観光の鍵

神社や仏寺はかつて、文化や技術の中心地、集積地として時代の最先端を行く組織であり、門前町には参拝者向けに流行りの品々や人気のグルメが並び、最新技術を駆使した建築が建てられました。時代とともに神社や仏寺の役割は変化してきましたが、社会環境や市場のニーズ、テクノロジー等の技術が急速に変化・発展する現代、変化を柔軟に捉え、観光という手法を活用して、社寺の本来の意義や価値をいま再び社会に伝達することの可能性を考察します。

河野 まゆ子主席研究員

土木観光(インフラ・ツーリズム)はマニアだけのものか ~砂防施設と周辺景観を「地域の歴史を語るインデックス」として活用するために~

土木観光(インフラ・ツーリズム)はマニアだけのものか ~砂防施設と周辺景観を「地域の歴史を語るインデックス」として活用するために~

国土交通省総合政策局は、国内のインフラ拠点を観光資源化する取り組みの一環として、土木観光(インフラ・ツーリズム)を積極的に促進、活性化を進めています。これまでマニアのものとされてきた工業地帯やダムなど、その「土木観光(インフラ・ツーリズム)」について、独自調査の結果と合わせ読み解きます。

河野 まゆ子主席研究員

地域社会における神社・仏寺が目指す方向性

地域社会における神社・仏寺が目指す方向性

近年、地域コミュニティの核として機能していた神社や仏寺の物理的・心理的なハブ機能が失われつつある。一方で、「美坊主図鑑」や“御朱印集め”をする若年女性が出現している。地域活性化の方策を模索する社寺とともに、文化・文化財の継承、地域コミュニティの中で社寺が担うべき機能、人的交流を通じた地域経済への貢献の方策を事例とともに考える。

河野 まゆ子主席研究員

SIT

漫画・アニメを活用した地域活性化の可能性

数年前から、「聖地巡礼」という言葉は新たな意味を持つようになった。漫画・アニメなどの熱心なファンが、自身の好きな著作物などに縁のある土地を”聖地”と呼び、実際に訪れる現象のことである。しかし限られたマーケットを対象とした「聖地巡礼パターン」からの脱却が、今後、漫画・アニメを通じた地域活性に課せられたテーマでもある。

河野 まゆ子主席研究員

地方創生

地域博物館の価値再考 ~「住民参加」から次のステップへ~

1980年代以降、地域博物館(地域住民が普段の生活の中で訪れる博物館)を地域活性化の起爆剤にしようとする動きが全国各地で生まれてきた。これに伴い博物館の機能は大幅に拡大され、博物館を地域活性化のコア施設として位置付けるケースも増えた。日本の文化発信の拠点のひとつとなる地域博物館の変遷を考察する。

河野 まゆ子主席研究員

旅行者・消費者行動

海・ビーチで何して遊ぶ? ~今後のトレンドは「日暮れ後」と「子供の教育」~

JTBが毎年発表している夏の旅行動向によると、今年は東日本大震災以来減少傾向だった海水浴目的の旅行への意向が回復している。夏になったら必ず行きたくなるという人も多いだろう「海」。国内市場において海はどのような場と認識され、人々はそこでどのような過ごし方をしているのだろうか。近年の傾向を読み説く。

河野 まゆ子主席研究員

世界遺産

これからの文化財観光 ~世界遺産登録に向けた取り組みを通じて~

2012年、平泉が世界文化遺産に登録され、続いて富士山、長崎、富岡製糸場と国内の文化財が世界遺産登録の列に並んでいる。文化財が、そして文化財を有する観光地が世界遺産になったとき、なにがどのように変わるのか?地域の宝が世界遺産になることの功罪を検証し、世界遺産に翻弄されずに地域の核にしていくための地域の取り組みを探る。

河野 まゆ子主席研究員

ゲーム・アニメが消費や旅行に与える影響

ゲーム・アニメが消費や旅行に与える影響

数年前「若者が家でゲームばかりしていて積極的に出掛けない」という議論を頻繁に耳にしたが、この1~2年、あまり聞かない。むしろ、インターネットの楽しみ方の多様化やスマートフォンの浸透などを契機に、消費行動とゲームとの新たな関係づくりを各業界が模索し始めている。今後、ゲームの多様化は、旅行にどのような影響を及ぼす可能性があるだろうか。

河野 まゆ子主席研究員