地域活性化のコラム

地域活性化に関わるコラムの一覧です。

観光教育

観光経済新聞再掲  ~マーケットを読む・「自ら育ち成長する」とは~

観光に携わる人材の育成では、専門知識や接遇技術の習得には講義やロールプレイ、商品の開発などにはワークショップといった集合型研修が有益だ。しかしながら型どおりの対応だけでは、真の観光振興にはつながらない。必要なのは自ら課題を見つけ、解決する力であり、それを底支えするのは地域への「誇り」や「熱い想い」ではないか。

岩崎 比奈子

観光教育

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「あまちゃんに学ぶ地域人財育成のカギ」

最近の離職の傾向として、「自己の成長につながらない」「自分の仕事が社会の役に立っていないと感じる」といった理由が多く挙げられるようになった。2013年4~9月の放映で旋風を巻き起こした朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」。このドラマは地域振興や人材育成という観点からも興味深く、若者の働き甲斐とやる気を促す対応策に共感できる点がある。

田中 敦山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科 教授

フランスのワインツーリズムに見る新しい認定制度 ~Label Vignobles & Découvertes~

フランスのワインツーリズムに見る新しい認定制度 ~Label Vignobles & Découvertes~

観光大国フランスは、同時にワイン大国でもあり、昔からワインを観光のコンテンツとして活かし取り組みを進めているが、今回新しい認定制度「Label Vignobles & Découvertes(「ワイン産地と発見」認定制度と標記)」が誕生した。酒を国レベルで観光のコンテンツとして活用しているフランスのワインツーリズムの事例を紹介する。

浪川 桂一郎

地方創生

地域博物館の価値再考 ~「住民参加」から次のステップへ~

1980年代以降、地域博物館(地域住民が普段の生活の中で訪れる博物館)を地域活性化の起爆剤にしようとする動きが全国各地で生まれてきた。これに伴い博物館の機能は大幅に拡大され、博物館を地域活性化のコア施設として位置付けるケースも増えた。日本の文化発信の拠点のひとつとなる地域博物館の変遷を考察する。

河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長

LCC

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「LCCによる旅行と消費の変化」 他

観光経済新聞9月28日掲載の「LCCによる旅行と消費の変化」、10月5日掲載の「LCCに「同調型」が反応」では、LCC(格安航空会社)の旅行者への影響について、10月12日掲載の「観光列車の集客効果を生かす」では、近年各地で運行される観光列車の可能性について考察する。

守屋 邦彦

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「観光振興と地域振興は車の両輪か」他

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・「観光振興と地域振興は車の両輪か」他

地域振興には「光」が、観光振興には「心」が求められているように思う。そのための特効薬は「交流」であり、訪問者との交流が拡大すれば、地域は活性化し、そこに暮らす人々の心に光を灯すことができる。それが成功した暁には観光振興と地域振興は同じ概念になっている気がしてならない。今シリーズでは、こうした観光・地域一体振興論について紹介したい。

山口 祥義

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・MICE「地域におけるMICE誘致」他

観光経済新聞再掲 ~マーケットを読む・MICE「地域におけるMICE誘致」他

MICEが都市の活性化に重要な役割を担うものとして注目され、福岡市や横浜市では観光事業費の約80%がMICE振興予算にあてられるなど、都市レベルでもMICEに対して活発に取組まれています。こうした国や政令指定都市といった大都市での動きも捉えながら、都市あるいは地域レベルでのMICEの誘致・創出に際して求められる視点等について述べます。

守屋 邦彦

世界遺産

これからの文化財観光 ~世界遺産登録に向けた取り組みを通じて~

2012年、平泉が世界文化遺産に登録され、続いて富士山、長崎、富岡製糸場と国内の文化財が世界遺産登録の列に並んでいる。文化財が、そして文化財を有する観光地が世界遺産になったとき、なにがどのように変わるのか?地域の宝が世界遺産になることの功罪を検証し、世界遺産に翻弄されずに地域の核にしていくための地域の取り組みを探る。

河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長