地域活性化のコラム
地域活性化に関わるコラムの一覧です。
世界遺産
これからの文化財観光 ~世界遺産登録に向けた取り組みを通じて~
2012年、平泉が世界文化遺産に登録され、続いて富士山、長崎、富岡製糸場と国内の文化財が世界遺産登録の列に並んでいる。文化財が、そして文化財を有する観光地が世界遺産になったとき、なにがどのように変わるのか?地域の宝が世界遺産になることの功罪を検証し、世界遺産に翻弄されずに地域の核にしていくための地域の取り組みを探る。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
観光と食文化研究レポート ~日本酒の海外展開について~
日本酒は全国の都道府県で製造され、地域の特色に応じた地酒が存在し、旅行先での飲食は楽しみの一つといえよう。近年では蔵元見学なども観光のコンテンツとなりつつあり、海外からの人気も博している。世界の酒として日本酒を確立するために、日本酒の海外進出における課題を整理し、今後の展望について考察してみたい。
宇井 透
「観光立国推進基本計画」と地域づくり
観光立国推進基本法の理念の冒頭に「...地域の住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に満ちた地域社会の持続可能な発展...」と記述されている。これは長引く不況や高齢化など多くの課題を抱える日本の地域社会に対し、観光を通じた地域活力の再生を目指すことと言い換えられる。日本の地域づくり視点から「'改定'観光立国推進基本計画」について言及する。
中根 裕主席研究員
ニューツーリズム
持続できるニューツーリズムのために
近年、地域の活性化や自立促進において、CB(コミュニティービジネス)とかSB(ソーシャルビジネス)という考え方が注目されている。これから新しい地域の観光を推進し、持続していく上のキーワードが「連携」と「人材」である。
中根 裕主席研究員
インバウンド
「北海道観光の魅力と課題~21世紀型情報戦~」
外国人観光客に人気の北海道。ニセコを中心に北海道各地でアウトドアプログラムを提供している(株)NACの年間約25,000人の顧客の約1割は外国人観光客で、その半分近くをアジアからの観光客で占めている。その魅力と今後の課題に迫ってみた。
篠崎 宏客員研究員
産業観光
熱き思いを伝える「地域伝承の観光」
産業観光や歴史観光など、日本の地域が持つ文化、歴史、産業と、その生き方を次世代に伝えたいという志や使命感、更には地域に生きる誇りや地域の元気の源泉となるという希望に裏付けられて取組まれている活動をご紹介したい。
中根 裕主席研究員
「海+α」求められる沖縄 ~成長への道しるべ 観光立国への課題~
日本人に人気が高いリゾート地、沖縄。地理的にも歴史的にも、日本とアジアの結節点にある沖縄が今後、アジアマーケットを見据えた国際リゾート地としての確立を目指していく中で、訴求のカギとなるコンテンツは何だろうか。
河野 まゆ子執行役員 地域交流共創部長
地方創生
「新たな観光モデル創出と資金確保の必要性」 ~観光立国実現に向けて、交流型など新モデル模索~
各地域で新たな観光・交流モデルへの模索を続ける一方で、頭を悩ませているのが事業資金の確保だ。財政が厳しい国、市町村の補助金頼みのモデルを自走式のモデルへと切り替えていく必要に迫られている。いくつか例をとって考えてみたい。
篠崎 宏客員研究員
「ニューツーリズム」は国内観光、地域振興の切り札か
近年、「ニューツーリズム」という新しいながらも個性的なテーマ性のある観光が注目されている。従来の観光旅行の対象であった観光資源や観光施設にとどまらず、「エコツーリズム」や「グリーンツーリズム」等々、よりテーマ性や目的性の強い観光スタイルである。その事業性の課題と可能性について、考察したい。
中根 裕主席研究員
フィルムコミッション
NHK「大河ドラマ」による観光誘客効果について
かつて日本で放映された「冬のソナタ」をはじめとした韓流ドラマのヒットにより、韓国内のロケ地やゆかりの地を巡る日本人観光客が増加した。このように、テレビドラマは有望な旅行動機となるが、この代表格ともいえるNHK「大河ドラマ」の誘客効果について考察したい。
酒井 健太郎